産後、自分のことなんてどうでもよかった時期がありました。
自分に割ける時間なんて1分もなくて、髪はとにかく乾くスピードを優先してボブにカット。シャンプーだって、一番ひどい時はリンスインシャンプーで済ませて、ドライヤーをかけることすら諦めていた。
あの頃の私にとって、最優先事項は「寝ること」と「育児」の2つだけ。
慢性的な不眠と疲労で体調はいつもギリギリ、メンタルもボロボロ。そんな状態で「自分に良いものを買う」なんて選択肢は、1ミリも思い浮かびませんでした。
体型も戻らず、鏡を見るたびに溜息が出る毎日。全身ユニクロにスニーカー。汚れてもいい、動きやすければいい。
それが当時の私の「正解」であり、精一杯の自分防衛策だったのだと思います。
「汚れるから」を理由に、諦めるのをやめた日
そんな私が、少しずつ「質の良いもの」に目を向けられるようになったのは、産後3年が過ぎた頃でした。
ようやく呼吸が整い、鏡の中の自分と向き合う勇気が出てきたとき——気づいたことがありました。
私は「安いもの」が嫌いになったわけじゃない。「汚れるから」「自分なんてどうせ」という言い訳で、自分を後回しにすることに、疲れていたんだ。
今の私が惹かれるのは、単なる機能性でも、単なるデザインでもない。**「圧倒的な機能で私を助け、かつ、纏うことで心をご機嫌にしてくれるもの」**です。
日焼け対策は「守る」だけじゃ終わらせない——ENTWURFEINの帽子
美容PRという仕事柄、日焼け対策には人一倍うるさい私。
機能面では、ヤケーヌやモンベルのような専門ブランドを今も信頼しています。でも、真夏の公園で子どもと遊ぶとき、「日よけのためだけにかぶっている」感が出るアイテムはもう選びたくなかった。
そこで出会ったのが、日本発のハットブランド**「ENTWURFEIN(エントワフェイン)」**です。
女性デザイナーが手がけるこの帽子は、クラシックなシルエットとモダンな女らしさが同居していて、かぶるだけでスタイリングをモードに格上げしてくれます。全身ユニクロの日でも、これをかぶると「今日の服が完成する」感覚。
価格帯:1万円台〜/公式サイト・セレクトショップで購入可能
日差しをきっちりと遮りながら、「おしゃれして外に出たい」という気持ちも一緒に守ってくれる。そんなアイテムが、自分を取り戻し始めた私の背中をそっと押してくれました。
1分間で「私」を取り戻す——イソップのハンドソープ
もう一つ、今の私に欠かせないのが**「イソップ(Aesop)」のハンドソープ**です。
1本4,000円超。3年前の私なら「贅沢すぎる」と即却下していたはずです。
でも、考えてみてください。子どもを持つ親が1日に手を洗う回数を。
食事の前、トイレの後、外から帰ったら——ざっと数えるだけで10回は超えます。その単調な繰り返しが、イソップのハンドソープを使うようになってから、変わりました。
泡立てた瞬間にふわっと広がるボタニカルの香り。その1分間だけは、私は誰かのママではなく、ひとりの「私」に戻れる。
1本を使い切るまでの数ヶ月。
「たった1分の投資」が、これほどまでに精神的な平穏を守り、ご機嫌な自分をキープしてくれるとは、使う前には想像もしていませんでした。
イソップ バーベリー バーク ハンド ウォッシュ 500ml:¥4,510(税込) /イソップ公式・百貨店・Amazonなどで購入可能
最後に:これからの「もの選び」の基準
贅沢をしたいわけじゃない。
「汚れるから」「自分なんてどうせ」と諦めていた空白の3年間を経て、私はようやく、自分を大切に扱う術を覚えたのだと思います。
機能的で、美しくて、心が潤うもの。このブログ「still her log」では、そんな私の新しい基準で選んだ本物だけを綴っていきます。
次回は、美容PRが本気で選んだ「毎日使いのスキンケア」について書く予定です。


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