子どもは、とにかく炭水化物が大好きです。
杉並の街を娘と歩き、お昼時に気兼ねなく駆け込める場所といえば、やっぱりサイゼリヤ。ミラノ風ドリアやピザを美味しそうに食べる娘の姿を見るのは嬉しいけれど、子連れ外食には必ず、抗えない一つの罠があります。
「ママ、もうお腹いっぱい」
そう言って目の前に残される、数切れのピザや、スプーン2杯分のドリア。捨てるのはどうしてももったいなくて、ついつい自分の口へ運んでしまう。これは育児中の、リアルな日常です。
予定外の糖質や強い塩分を摂取してしまったとき、私がやるのは「食べちゃった……」と後回しで後悔することではありません。「食べたなら、それ以上に栄養バランスを整えるメニューや、代謝をサポートする調味料を賢く掛け算する」。
たとえ一切れの残り物ピザであっても、私は見逃さない。日々のボディメイクの味方に変える、元・美容業界の目利きママとしての私のルールを紹介します。
外食の「塩分・糖質」に先回り。サイゼリヤで栄養バランスを整えるサイドメニュー
外食をすると塩分が気になりますよね。すごくしょっぱく感じることも。
私は、そんなしっかりした塩分や糖質が気になるときこそ、あらかじめ「すっきりした毎日をサポートする栄養」を持ったメニューを仕込んでおきます。
ドレッシングなしの「生野菜サラダ」でカリウムを補給
私はサラダ(小エビのサラダなど)を頼むとき、必ず「ドレッシングなし」で注文します。
あのドレッシングが美味しいんですけどね〜!でもサイゼリヤのドレッシングは、実は塩分や糖分がしっかり入っているんです。
素の生野菜に、調味料コーナーの無料のオリーブオイルと、ほんの少しの塩を自分でかける。こうすることで無駄な塩分を徹底的に削ぎ落とし、生の緑黄色野菜に含まれる「カリウム」などの栄養素をダイレクトに取り入れる準備を整えます。
どうしてもサイゼリアドレッシングを食べたい時は、別皿でもらって少量にするなど工夫をします。
『キャロットラペ』と『青豆の温サラダ』で食物繊維を底上げ
現在のサイゼリヤで外せない、私の相棒がこの2つです。
人参には健やかな毎日を支えるカリウムやビタミンが豊富。さらに、ラペに使われている「お酢」の酸味や、青豆の温サラダにたっぷり含まれる食物繊維は、炭水化物を食べる日の強い味方になってくれます。がっつりメニューの前に、これらをしっかり摂っておくのが私の定番です。
『田舎風ミネストローネ』で内臓を温める温活ケア
冷たい生野菜だけでお腹が冷えてしまうと、かえって巡りが悪くなる原因に。
そこで味方につけるのが、具だくさんな『田舎風ミネストローネ』です。
トマトやたっぷりの野菜の旨みが詰まった温かいスープで体を内側から温め、巡りを効率よくサポートします。
一切れのピザも見逃さない。オリーブオイルで「賢い食べ合わせ」
そして、いざ娘の残したピザを食べる瞬間。私はただそのまま口に入れたりはしません。
調味料コーナーにある無料の味方をフル活用して、その一切れを賢い食べ合わせへと生まれ変わらせます。
高品質なサイゼの「オリーブオイル」をたっぷり回しかける
ダイエット中に油?」と思われるかもしれませんが、実は脂質はダイエットの敵ではありません。
サイゼリヤのオリーブオイルは本場イタリア直輸入の高品質なもの。豊富に含まれる良質な脂質(オレイン酸)には、糖質の吸収を穏やかにする働きがあります。さらに、ピザに良質な油分を足すことで食事の満足感が格段に高まり、その後のダラダラ食べを防ぐブレーキにもなってくれる。
だからこそ、私は残り物のピザに、このオイルをひと回ししてから口に運びます。
「ホットソース」でスパイシーな刺激をプラス
さらに、オリジナル調味料の「ホットソース」をしっかり振ります。
このソースの原材料は、主に唐辛子とお酢、そして塩。唐辛子の辛み成分「カプサイシン」が体のエンジンを入れ、お酢の酸味が糖質の吸収を穏やかにしてくれます。
オリーブオイルで良質な脂質を補い、ホットソースの刺激と酸味でスマートに引き締める。この掛け算によって、残り物のピザを罪悪感なく楽しむためのメニューへと変えるのです。 (※有料の粉チーズも、100円で良質なタンパク質とコクをプラスする価値は十分にあります)
サイゼリヤのメインディッシュは「脂肪を燃やすお肉(ラム肉)」の一択
娘が炭水化物をメインに食べるぶん、私のメインディッシュは最初から「良質なタンパク質」の一択です。
- 愛用メニュー:『アロスティチーニ(ラムの串焼き)』または『ラムのランプステーキ』
サイゼリヤが誇るラム肉(羊肉)は、健康的な体をキープしたいダイエッターにとって本当に優秀なメニューです。 なぜならラム肉には、脂肪燃焼をサポートするアミノ酸の一種「L-カルニチン」が、牛肉や豚肉を遥かに凌ぐトップクラスの量で含まれているから。
ジューシーなお肉の満足感をしっかり味わいながら、効率よく良質なタンパク質を補給できます。
まとめ:完璧を目指さない。今の私にちょうどいい選択
毎日の食事を、オーガニックカフェのように100%完璧にするのは、今のライフステージでは不可能です。ワンオペの日も、バタバタの週末も、現実の育児はサイゼリヤの気軽さに何度も救われています。
ファミレスだからといって、妥協して食べているわけじゃない。メニューの裏にある栄養や成分を「目利き」すれば、それは立派なインナーケアの味方になります。
日常のリアルを受け入れながら、持っている知識で賢くリカバリーして、自分の身体(still her)を守る。このくらいの賢さと割り切りが、今の私にはとても心地いいバランスです。

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